2024/08/21 ハイウェイテクノフェア2024に出展致します。

開催日程:令和6926日(木)・927日(金)
一般開場: 10:00~閉場: 17:00


開催場所:東京国際展示場(東京ビッグサイト)西1・2ホール ブース番号:A-060
来場事前登録は こちら


 

出展製品について

 7月のメンテナンスレジリエンス東京2024にて好評を博した、iRadar ADSPIRE01標準搭載のロボットや
MRシステムiRadar Visionを展示いたします。これらの革新的な製品は、建設業界が直面する深刻な課題
に対応するために開発されました。




【建設業の現状と課題】

1)就業者数の減少と高齢化
  2023年の建設業の就業者数は483万人で、2007年から12.5%減少しています。また、55歳以上の就業者
  が約4割を占め、高齢化が進行しています。

2)技能労働者の不足ベビーブーム世代が後期高齢者となる2025年度には、最大93万人の技能労働者が不足
  するとの試算があります。(※1)


3)インフラ設備の維持管理:市町村では、予算や人材の不足により、メンテナンスの質が課題となってい
  ます。(※2)

  これらの問題を解決する手段の一つとして、機械化が挙げられます。

 
【機械化の実例】
 弊社のiRadar ADSPIRE01/NJJ-200Kが標準搭載されたSPIRADERは、20237月に東北新幹線および上越
新幹線の高架橋にて実運用が開始されました。
 従来の測定方式に比べ、ロボットを活用した測定方式では、ラーメン構造(6径間)で約40%、桁構造
1径間)で約50%の時間削減が報告されています。(※3)
 これはあくまで一例に過ぎませんが、技能労働者不足の問題と生産性向上が急務となっている現状において、
機械化・自動化は今後のインフラメンテナンスに必須の開発項目と考えています。



【SPIRADER
販売利益の用途】
 SPIRADERの販売によって得た利益の一部は、上記課題を解決するための技術開発費として活用いたします。
支援対象は既存の開発技術や事業規模にとらわれず、開発費の問題でプロジェクトが進められない企業や大学
の研究室、良いプロダクトはあるが販売先とコネクションがないなど、計測技術サービスが貢献できる事業を
支援し、土木・建設業界の課題解決を目指します。


~~ご相談窓口~~
株式会社計測技術サービス

東日本: 前田、金澤
西日本: 藤井、小川

メール: tokyo_sales@kgs-inc.co.jp
TEL: 東京本社: 03-6379-0334、大阪事業所: 06-6940-6640

弊社は、このような研究・開発のご相談を随時受け入れています。弊社の技術が他の検査機器にも活用され、
社会に広く認知されることで、皆様の安全に貢献できることを願っております。

次回ハイウェイテクノフェア2024来場者様限定特典などにつきましては、弊社メールマガジンにて発信させて
いただきますので、ご確認ください。
今後とも、弊社製品およびサービスへのご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

※1 「労働力調査」(総務省統計局)引用
2 「国土交通省におけるインフラメンテナンスの取組」(国土交通省、令和51月)
3 JR東日本https://www.jreast.co.jp/development/theme/ict/pdf/ict23.pdfより引用