電磁波レーダ法の測定原理と比誘電率

電磁波レーダ法とは送信アンテナから電磁波を放射し、コンクリート内部の電気的性質(比誘電率)の異なる材質(鉄筋、空洞、非金属管)の境界面での反射波を利用してコンクリート内部を探査する方法です。

比誘電率

比誘電率とは真空中の電磁波速度を1とした時の各媒質の中を進む電磁波速度の比率の事です。学術的には「媒質の誘電率と真空の誘電率の比ε/ε0 = εrのことである」と説明されています。比誘電率に単位はなく、媒質固有の値です。

比誘電率一覧表