反射波による金属・非金属の判別

ハンディサーチは反射面の材質の比誘電率が伝搬している物質の比誘電率よりも大きい場合、右振れの反射波(+)として表示されます。一方、反射面の材質の比誘電率が伝搬している物質より比誘電率が小さい場合、左振れの反射波(-)として表示されます。この特性により、コンクリート中の反射物が「金属」or「非金属」かの判断をすることができます

  • ①反射物が金属の場合(コンクリート<金属)

    コンクリート乾燥時(ε=4~12)
    アスコン(ε=4~6)に対して…
    満水の非金属管(ε=81)
    鉄筋・電線(ε=∞)

  • ②反射物が非金属の場合(コンクリート>空洞)

    コンクリート乾燥時(ε=4~12)
    アスコン(ε=4~6)に対して…
    空気(空洞、ジャンカ(ε=1)
    塩ビ管(ε=2.8~3.1)